粉瘤(アテローム)のくりぬき法とは?傷跡・費用・保険適用を形成外科専門医が解説|みやまクリニック
粉瘤(ふんりゅう)の治療法を調べて「くりぬき法」という言葉に行き着いたものの、「切除法との違いは何か」「傷跡は本当に小さいのか」「保険は使えるのか」と疑問を持っている方は多いでしょう。
くりぬき法は、小さな穴から粉瘤を取り出すことで傷跡を最小限に抑える治療法として注目されていますが、すべての粉瘤に適しているわけではありません。
この記事では、くりぬき法の仕組み、切除法との違い、保険適用と費用、形成外科専門医の重要性について解説します。
福岡で粉瘤の治療を検討している方に向けて、みやまクリニックについてもご紹介します。
粉瘤とは
粉瘤(アテローム)とは、皮膚の下に袋状の嚢胞ができ、角質や皮脂が蓄積する良性腫瘍です。
顔、首、背中、耳たぶの裏などに発生しやすく、中心部に黒い開口部(へそ)が見られることが特徴です。
脂肪腫や肉芽腫など他の良性腫瘍と見た目が似ていますが、粉瘤は中心部に小さな黒い点があることで鑑別できます。
触ると弾力があり、やや硬いしこりとして感じられます。
粉瘤は自然治癒することはないため、完治には手術が必要です。
放置すると袋の中で細菌が繁殖し、炎症や化膿を引き起こすリスクがあります。
さらに、時間とともに徐々に大きくなり、手術の難易度や傷跡のサイズも大きくなってしまいます。
しこりに気づいたら、早めに形成外科や皮膚科を受診することが重要です。
粉瘤のくりぬき法とは|切除法との違い
粉瘤の治療法には「くりぬき法」と「切除法」があり、それぞれに特徴があります。
ここでは、くりぬき法の仕組みと、どちらの方法を選ぶべきかを解説します。
くりぬき法の仕組みと特徴
くりぬき法は、円筒状のメス(トレパン)で粉瘤の中心部分を4〜5mm程度くりぬき、内容物を押し出した後、袋を取り除く治療法です。
縫合不要なことが多く、抜糸も不要です。
傷跡はニキビ跡程度に小さくなり、手術時間は5〜10分程度と短いのが特徴です。
炎症を起こした粉瘤にも対応可能ですが、大きすぎる粉瘤や癒着が強い粉瘤には不向きです。
- 大きすぎる粉瘤
- 多発性の粉瘤
- 強い癒着がある粉瘤
- 背中の深部にある粉瘤
くりぬき法と切除法(従来法)の比較
くりぬき法と切除法にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
以下の表で比較してみましょう。
| 項目 | くりぬき法 | 切除法 |
|---|---|---|
| 傷跡 | 4〜5mm程度の小さな穴 | 線状の傷跡 |
| 手術時間 | 5〜10分程度 | 15〜30分程度 |
| 麻酔 | 局所麻酔 | 局所麻酔 |
| 縫合・抜糸 | 不要なことが多い | 必要(7〜14日後に抜糸) |
| 再発リスク | やや高い | 低い(袋を完全摘出) |
| 費用(3割負担) | 約5,000〜10,000円 | 約8,000〜15,000円 |
| 適応部位 | 顔・首など目立つ部位、小さな粉瘤 | 大きな粉瘤、背中など広い部位 |
くりぬき法と切除法(従来法)、どちらを選ぶべきか
大きな粉瘤や確実に再発を防ぎたい場合は切除法が推奨されます。
粉瘤の大きさ、部位、状態によって最適な治療法が異なるため、医師の診察による判断が不可欠です。
保険適用と費用|粉瘤の手術は保険診療

粉瘤の手術は、くりぬき法・切除法ともに保険適用の治療です。
美容目的ではなく、良性腫瘍の摘出治療として保険診療で受けられます。
術式名は「皮膚・皮下腫瘍摘出術」となります。
3割負担の場合、約1万円程度が目安です(粉瘤のサイズや部位によって異なります)。
生命保険や医療保険に加入している場合、契約内容によっては手術給付金を受けられる可能性があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
粉瘤の治療を受けるなら|福岡にあるみやまクリニックの安心感

福岡県みやま市にあるみやまクリニックでは、形成外科専門医による専門的な粉瘤治療を提供しています。
ここでは、みやまクリニックの特徴と受診の流れをご紹介します。
形成外科専門医による「キズをきれいに治す」治療
日本形成外科学会専門医が粉瘤の治療を担当し、腫瘍を取り除くだけでなく、仕上がりの美しさにこだわった処置を提供しています。
ケガやキズ跡の専門治療も行っている「キズの専門家」としての専門性があるため、安心して治療を受けていただけます。
みやまクリニックでの受診から手術までの流れ
①予約 手術・処置中の可能性があるため、事前予約を推奨しています。当日手術は緊急を除き原則不可となります。
②初診・診察 医師が視診・触診で、ほくろ・粉瘤・その他の腫瘍かを鑑別診断します。
③手術方針の決定 くりぬき法か切開法かを医師が判断し、丁寧に説明します。
④手術当日 局所麻酔後、手術を行います。縫合後、アフターケアについて説明します。
⑤術後の経過観察 抜糸や術後の傷の状態を確認します。気になる点はいつでも相談可能な体制が整っています。
よくある質問

手術中・手術後は痛みがありますか?
手術前に局所麻酔をしっかり効かせるため、切開・摘出中の痛みはほぼありません。麻酔注射の際にチクッとした感覚はありますが、施術中は無痛です。術後は軽い違和感程度で、強い痛みを訴える方は少数です。
手術後、当日からシャワー・入浴はできますか?
患部をガーゼで保護すれば、当日からシャワーは可能です。ただし湯船への入浴は出血・感染のリスクがあるため、術後1〜2日は控えてください。抜糸後から通常通りの入浴が可能になります。
民間の生命保険・医療保険の給付金はもらえますか?
加入中の民間医療保険や共済によっては、手術給付金が受け取れる場合があります。術式名は「皮膚・皮下腫瘍摘出術」です。給付金は自分で申請が必要なため、受診前に契約内容を確認しておくことをおすすめします。
術後いつから仕事・運動ができますか?
デスクワークなどの軽作業であれば翌日から再開可能です。ただし重い物の持ち上げや激しい運動は、抜糸が完了するまで控えてください。部位や粉瘤の大きさによって異なるため、術後に医師へご確認ください。
何日で傷が完全に治りますか?
傷口が閉じるまでは2〜3週間程度が目安です。その後、赤みは1〜3ヶ月かけて徐々に薄くなり、3〜6ヶ月ほどで傷跡はほとんど目立たなくなる方がほとんどです。部位や体質によって個人差があります。
くりぬき法で縫合しない場合もありますか?
はい、あります。穴が小さく自然にふさがると判断された場合は縫合せず、自然治癒に委ねます。その場合は抜糸も不要です。ただし部位や出血の状態によっては1〜2針縫合することもあり、医師が判断します。
粉瘤が複数ある場合、同日に複数手術できますか?
粉瘤の大きさや部位によりますが、基本的に1日1箇所が目安です。複数を同日に行うと身体への負担が増えるため、安全を優先して複数日に分けてご案内するケースが多くなります。診察時にご相談ください。
子ども(未成年)でも手術を受けられますか?
はい、局所麻酔で行う日帰り手術のため、未成年の方でも受けていただけます。ただし手術には保護者の同意が必要です。お子さまの年齢や状態によっては対応が異なる場合があるため、事前にご相談ください。
まとめ|粉瘤は小さいうちに形成外科専門医に相談しよう
くりぬき法は傷跡が小さく、保険適用で費用負担が少ない優れた術式ですが、適応は医師の診察で決まります。
放置するほど炎症リスクや手術難易度が上がり、費用も高くなるため、しこりに気づいたら早めに受診することが重要です。
みやまクリニックでは形成外科専門医が「きれいに治す」ことを優先した粉瘤治療を提供しています。
福岡で粉瘤治療をご検討の方は、みやまクリニックへお気軽にご相談ください。
所在地: 〒835-0024 福岡県みやま市瀬高町下庄2214番地1
電話番号: 0944-67-7070 FAX: 0944-67-7071
美容皮膚科
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