レーザーでのほくろ除去とは?簡単・キレイに除去できる仕組みとメリット・デメリット

「顔や身体にあるほくろが気になる」「きれいにほくろ除去したい」と考えたことはありませんか。

レーザーによるほくろ除去なら、出血がほとんどなく周囲の皮膚へのダメージを最小限に抑えながら、短時間で安全に除去できます。

多くの場合1回の治療で完了し、傷跡も残りにくいのが特徴です。

この記事では、レーザーでのほくろ除去の仕組みやメリット・デメリット、費用などを詳しく解説します。

ほくろ除去でレーザー治療を受けようか悩んでいる方は、みやまクリニックにぜひご相談ください。

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レーザーでのほくろ除去とは?特徴と効果

黒子

レーザーによるほくろ除去は、炭酸ガス(CO²)レーザーを使用して盛り上がったほくろやいぼを安全に取り除く治療法です。

レーザー光が皮膚組織の水分に吸収され熱エネルギーに変換されることで、細胞を蒸散させて瞬時にほくろ除去できます。

熱凝固作用により出血がほぼなく、蒸散作用は皮膚表面のみに作用するため治癒が早いのが特徴です。

局所麻酔により痛みも抑えられ、メス切開と比較して周囲の皮膚へのダメージが少なく、傷跡も残りにくいです。

レーザーによるほくろ除去を受けるメリット・デメリット

レーザーでのほくろ除去には多くのメリットがある一方で、事前に理解しておくべきデメリットも存在します。

レーザーによるほくろ除去を検討される際は、十分に把握した上で判断することが重要です。

メリット

レーザーによるほくろ除去のメリットは以下の通りです。

即日での除去が実現可能

3mm以下の小さなほくろやいぼであれば、ほぼ1回の施術で完全に除去できます。

出血がほとんどないため、その日のうちに治療を完了できるのが大きな魅力です。

短い施術時間

病変部位にピンポイントでレーザー照射を行うため、治療にかかる時間は短く済みます。

忙しい日常生活に支障をきたすことなく、効率的に治療を受けられます。

周囲組織への負担を最小化

レーザーの短時間の照射により、周辺の健康な皮膚への熱によるダメージを抑制できます。

水分を蒸散させる作用で組織を除去するため、従来の切除方法と比較して身体への負担が軽減されます。

デメリット

レーザーによるほくろ除去のデメリットは以下の通りです。

再発する可能性

完全にほくろ除去できていない場合、再び現れることがあります。

真皮層まで削る必要がある一方で、過度に削ると傷跡が目立つリスクがあるため、1回の治療で完全なほくろ除去が困難なケースも存在します。

色素沈着や炎症のリスク

紫外線への曝露、かさぶたを無理に剥がす行為、患部を擦るなどの刺激により色素沈着が生じる可能性があります。

また、感染を防ぐため刺激を避け、適切な日焼け対策を継続することが必要です。

治療部位の凹みが残る懸念

大きなほくろを除去した場合、削る範囲が広範囲になるため、治療部位に軽度の凹みが生じることがあります。

小さな凹みは自然治癒により改善されますが、サイズが大きい場合は永続的に残ってしまう可能性も考慮することが必要です。

ケロイド形成のリスク

治癒過程で組織が過剰に増殖すると、ケロイドと呼ばれる盛り上がった傷跡が形成される場合があります。

特にケロイド体質の方は、事前に医師との十分な相談が不可欠です。

レーザーでのほくろ除去に関するQ&A

以下より、レーザーでのほくろ除去を検討される際によくある疑問を紹介し、詳しく回答していきます。

Q1.治療は何回必要ですか?

ほとんどのケースでは1回のレーザー施術でほくろ除去が可能です。

ただし、深部まで根が張っているほくろや大きなサイズのものは、安全性を考慮して2回に分けて治療を行う場合があります。

2回の治療でも完全な除去が困難な場合は、切除縫合法という別の治療方法を提案することもあります。

Q2.費用はいくらくらいかかりますか?

一般的なレーザーでのほくろ除去は、1個あたり約5,000〜10,000円が相場となっています。

料金はほくろの大きさに比例して設定されており、小さなものほど費用を抑えることが可能です。

詳細な料金は、カウンセリング時にほくろの状態を診察した上で見積もってもらいましょう。

Q3.治療は痛いですか?

レーザーによるほくろ除去は、施術前に局所麻酔を行うため、治療中の痛みはほとんど感じません。

麻酔注射時に針のチクッとした軽い痛みがある程度で、レーザー照射自体による痛みはほぼありません。

治療後も、痛みで日常生活に支障をきたすことはほとんどないため、安心して施術を受けられます。

Q4.ダウンタイムはどれくらいですか?

レーザーでほくろ除去した部位の上皮化(新しい皮膚の形成)までは約1〜2週間程度です。

その後、2〜3カ月をかけて赤みが徐々に落ち着いていきます。

ただし、この期間には個人差があり、肌質や体質によって回復速度が異なる場合があります。

Q5.アフターケアは大変ですか?

レーザーでのほくろ除去のアフターケアはシンプルです。

治療後1〜3日間は浸出液が出ることがあるため、抗生物質軟膏を塗布し絆創膏で患部を保護します。

浸出液が治まった後は保護テープに切り替えて、2週間後の再診まで継続して貼付します。

再診で経過に問題がなければ、テープによる保護は不要となり、通常のスキンケアに戻すことが可能です。

レーザーでのほくろ除去ならみやまクリニックへ

みやまクリニックでは、国内承認の最新機器を用いたほくろ除去治療を、形成外科専門医・レーザー専門医が安全に行います。

火・水・金曜日には専門医が在籍し、豊富な知識を活かして患者様一人一人に最適な治療法を提案します。

最新の肌解析システム「re-Beau2」による詳細な診断と、専門スタッフによる丁寧なカウンセリングで、安心して治療を受けられます。

リピーター率70%以上の信頼と実績、そして通いやすい価格設定も魅力です。

料金は初診料3,300円、再診料770円、ほくろ除去4,400円~(麻酔代込み)となっております。

実際の症例はこちらとなります。詳しくは、インスタグラムもご覧ください。

30代の患者様が「顔のほくろを取りたい」とご相談に来られました。色白のお肌に小さなほくろが複数あり、メイクをしても目立ちやすい状態でした。

ほくろは大きさや深さ、部位によって適切な治療法が異なります。今回はそれぞれのほくろに合わせて、レーザー治療とくり抜き法を組み合わせて行いました。

治療から8ヶ月後には、傷跡はほとんど分からず、再発も見られない良好な経過となりました。仕上がりも自然で、患者様にも大変ご満足いただけました。

ほくろの治療にはレーザー治療のほか、切除して縫合する手術や、くり抜き法などさまざまな方法があります。

それぞれに特徴があり、再発のリスクや仕上がりの自然さを考えて選ぶことが大切です。

実はレーザーよりも手術の方がきれいに仕上がるケースも少なくないため、レーザーも手術も両方に対応できる医療機関で相談することをおすすめします。

個人的には、手術はやはり形成外科が得意だと感じています。

今回の症例にご協力いただいたモニター様に、心より感謝申し上げます。当院は完全予約制で診療を行っております。

20歳未満の方は保護者の同伴が必要となりますので、あらかじめご了承ください。

美容皮膚科は完全予約制、形成外科は予約優先制となっております。

手術や処置中にはご案内できない場合もありますので、ご来院の際は事前のご予約をおすすめいたします。

まとめ

レーザーによるほくろ除去は、炭酸ガス(CO²)レーザーで安全かつ効率的にほくろ除去できる治療法です。

1回の治療で完了することが多く、出血や周囲組織へのダメージが少ないのが特徴です。

局所麻酔により痛みもほとんどなく、ダウンタイムは1〜2週間程度と短期間で済みます。

みやまクリニックでは形成外科専門医・レーザー専門医による安全な治療を提供しています。

レーザーでのほくろ除去を検討中の方は、ぜひご相談ください。

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