あざ治療

BRUISE

あざ治療について

ABOUT

あざには「生まれつきのもの」、「思春期になって出てくるもの」、「自然に薄くなるもの」、「治療しないと薄くならないもの」など、たくさんの種類があります。
多くのあざが保険適用でレーザー治療できるのですが、まだまだ専門の医療機関や治療に関する正しい情報が少ないのが現状です。
レーザーにもさまざまな種類があり、あざの種類によって使い分けます。特に子どものあざ治療においては、治療の効果や時期、治療時の負担などを考えながら診療を進めていくことが大切です。
当クリニックでは、レーザー専門医である医師が病状や治療法について詳しくご説明し、患者様に合った治療の提案を行っています。

代表的なあざ

TYPE OF BIRTHMARKS

青あざ

異所性蒙古斑

お尻や腰にみられる青あざを「蒙古斑」と呼びますが(日本人のほぼ100%にあります)、 それ以外の部位にみられるものを「異所性蒙古斑」と呼びます。
10歳頃までに自然に薄くなることもありますが、もともとの色が濃かったり、くつきりし た輪郭だと、大人になっても消えずに残る可能性があります。

太田母斑

片側のおでこや目の周り、眼球、頬にできるあざです。稀に両側にできることもあります。
生後すぐに現れる早発型と、思春期以降で色が濃くなったり、新たにあざが現れる遅発型が あります。自然に消えることはありません。

異所性蒙古斑・太田母斑

茶あざ

扁平母斑

保険適用

皮膚の色をつくるメラニンが増えてできる、薄茶色の平らなあざです。生まれつき存在し
ますが、思春期になって現れることもあります。思春期に現れるものは毛が同時に生えてく
る場合が多くあります。どちらも自然に消えることはありません。

扁平母斑

赤あざ

いちご状血管腫(乳児血管腫)

皮膚の表面や内部にできる赤あざで、生後数日から2週間で出現し、生後半年から1年の間は徐々に大きくなっていきます(増殖期)。その後90%以上は数年かけて小さくなっていきますが(退縮期)、「あと」が残ることがあります。
色素レーザーや飲み薬などで治療を行います。治療を希望される場合は、久留米大学病院に紹介し、当院の医師が治療を行います。治療後の診察などは当院で行うことも可能です。

単純性血管腫

生まれたときからみられる、盛り上がりのない平らな赤あざです。一部を除いて、自然に消えることはなく、年齢とともに色が濃くなったり、盛り上がってきたりすることもあります。
色素レーザーで冶療を行います。治療を希望される場合は、久留米大学病院に紹介し、当院の医師が治療を行います。治療後の診察などは当院で行うことも可能です。

いちご状血管腫(乳児血管腫)・単純性血管腫